ブルースのすゝめ【前】
トゥットゥルー♪ toraです。
皆様、以前公開されたタクヤさんとDammitさんの記事、お読みになりましたか?
delivery-sushi-records.hatenablog.com
delivery-sushi-records.hatenablog.com
ロカビリーといえば、中学のころだったか、Chack Berryのベストアルバム的なのを借りたけど、PCが読み取ってくれなくて、結局聴けずじまいだったことを思い出しましたw
……確かに、このサイト始まってから、ロックンロールの基礎となるような音楽ってあまり紹介されてない気がする。めっちゃサブカルオタクですやんな記事多いよねw
自分の記事も振り返ってみる………
Radioheadにはじまり、Muse、Aimer、悠木碧、果てには天使の3P!…………
オタク丸出し。
しょうがないよ!オタクだもん!許してくだせぇ…
このお二人の記事を読んで、私tora、ハッとしたわけであります。
でも、自分の音楽趣味を思えば、ロックンロールとかロカビリーって通ってない…
ならば、ブルースで行こう!!!
ブルースは好き好んで聴いているので、今回は僕の好きなブルースアーティストたちをご紹介して皆様にブルースを好きになっていただこうと思います。
そもそもブルースって何ぞや。
音楽を口で説明するのって、難しいというか、めんどい…
wikiによれば…
ブルース[注釈 1](Blues)とは米国深南部でアフリカ系アメリカ人の間から発生した音楽の一種およびその楽式。19世紀後半頃に米国深南部で黒人霊歌、フィールドハラー(農作業の際の叫び声)や、ワーク・ソング(労働歌)などから発展したものといわれている。兄弟とも言えるジャズが楽器による演奏が主役なのに対して、ギターを用いた歌が主役である [1]。アコースティック・ギターの弾き語りを基本としたデルタ・ブルース[2]、カントリー・ブルース[3]、エレクトリック・ギターを使用したバンド形式に発展したシカゴ・ブルース[4]など多様に展開している。
「ブルース」とは、孤独感や悲しみを表現する独唱歌であり、悲しみや孤独の感情は、英語ではしばしば「ブルー(blue)」の色でたとえられることに由来している[5]。20世紀以降のポピュラー音楽に幅広く影響を与え、ジャズやロックンロールのルーツのひとつとしても知られている。
…………
聴くのが一番よねw
十字路で悪魔に魂を売って超絶テクを手に入れた引き換えに、早死にしてしまったなんて言う最近の魔法少女みたいな逸話がある伝説のブルースマン、Robert Johnson。
???「僕と契約して、ブルースマンになってよ!」
まあこういいうのがブルースっちゅうやつです。
「ブルースなんてオヤジの音楽やろ?」
というイメージは無きにしも非ずって感じですよね、わかります。
Nirvana好きですか?
Nirvana - Where did you sleep last night (HD)
Kurt Cobainが亡くなった後に出たライブ、MTV Unplugged In New York(個人的に大好きな一枚)からの一曲。この曲の元ネタ、実はLeadbellyという戦前ブルースマンのブルースソングなのです。
Lead Belly - Where Did You Sleep Last Night? (1944) (TRUE STEREO)
ちょっとは身近に感じていただけたでしょうか?まあ、Nirvanaすらすでにオッサンの音楽とか、まあそんなことはないと思うんですがw
では、ここからは完全に僕の趣味です。
Son House
戦前ブルースマンの一人、Jack Whiteが敬愛してやまないブルースマンです。
一番有名なのはこれかな。僕もこの曲が好き。
叩きつけるように弾くスライドギター!これ見てスライドギターやりてえぇとなり、オヤジからスライドバーもらったんですが全然上達してませんw
Son House - John The Revelator
これもかっこいい。歌声だけという男気と、その渋い歌声に惚れます。
Blind Willie Johnson - John the Revelator
(元ネタはこちら↑)
昔のブルースマンで一番好きなのはおそらくこのMuddy Watersですね。
彼のブルースは今のロックにも通じる力強さを秘めていると思います。
Muddy Waters - Hoochie Coochie Man (Live)
これが大好き。もともとリフモノのロックが好きなので、このギターリフは大好物です。
この曲名でお気づきでしょうか?The Rolling Stonesの名前の元ネタです。彼がいかに偉大かをものがたってますね……
John Mayall (And The Bluesbreakers With Eric Clapton)
名前というかアルバム名ですが…
その名の通り、みんな大好きEric Claptonが参加している名盤!
この人のアルバムはこの一枚しか聴いていませんが、これはブルース史があるとすれば確実に名を刻んでいる一枚だと信じています。
一枚でいろんなブルースが聴ける、一度に何度もうまい一枚!
All Your Love --- John Mayall's Bluesbreakers
John Mayall & Blues Breakers / Double Crossing Time
Another Man - John Mayall & the Blues Breakers
Cream
ロックンロール元年っちゅうもんが1954年だとか。60年以上続くロックの歴史の中でも、ブルースの歴史の中でもこのトリオはやはり最強のバンドの一つだということは変わりないと思います。
ちなみにナイジェルゴッドリッチはCream好きじゃないらしいですwでしょうねw
いつ聴いてもこの曲は色あせないですね。最高のアンサンブル。最高のブルース。
Cream - 09.Rollin' And Tumblin'
ブルースのスタンダード。先ほど紹介した、Muddy Watersのバージョンでも知られる一曲。ハーモニカとギターのリフがたまんねぇ!
冒頭で紹介したRobert Johnsonのカバー。大大大名曲。思えば、ブルース聴くようになったきっかけってCreamだったような気がします。
ちなみに、Eric ClaptonはRobert Johnsonを大変敬愛していることでも知られてます。
プレビュー表示したら、表示しきれないくらい長くなってしまったので、後半へ続きます…
次は80年代に活躍したあの人も出てきます!
(文:tora)