出前寿司Records

よりどりみどりの音楽カルチャーサイト

ROCK'N'ROLLは鳴りやまNIGHT!!そんな今夜は眠れNIGHT!!

 
どうも、「お引っ越し」してからは始めての投稿となるDammitです。

まずイマイチ書くきっかけを見失ってズルズルと今日までサークルへの献上を怠っていました。すいません。

そして、サークル屈指のダサいタイトルでの登場。すいません。我ながら読み返すのが怖いタイトルですが「やるしかねぇ、やるなら今しかねぇ!」の精神で行きます。

そう、そうだ……俺は今からロックンロールを語るのだ、ロックンロールを語るには勢いがなくてはならないのだ………!!

この記事の執筆の発端は、怠惰中年の俺の元に先週一通の矢文が届けられたことによる。送り主はサークルの同志であるジョルノ・卓也氏でその内容は「ロカビリー、ネオロカ、サイコビリーについての記事を共同で執筆しませんか?」という誘いであった。

ジョルノ・卓也氏も自身の記事で強く仰られていたが、確かにこのサークルにおいてロカビリー等のオールドスタイルのロックンロールが語られることはほとんど無く「もはやロックンロールとは何ぞや?」という疑問すら死に体と化した昨今だからこそ啓蒙と伝承の意を実直に持って語るべきだと俺も主張したい。

ロカビリー等の歴史や説明については既にジョルノ・卓也氏の記事にて書かれているのでそちらを参照までに……





では先ずは俺の好きなロカビリーナンバーとサイコビリーを紹介したい。


後に様々なカヴァーを生んだロカビリーの名曲中の名曲。スタジオテイクよりもシアトリカルでヘヴィなこのバージョンをここでは勧めたい。何もかもが変わっちまったような気がする今のロックンロールだけれども、変わったのはロックンロールじゃなくて俺やお前なんじゃないのか?



宇宙最狂の悪趣味変態夫婦ラックスとポイズンによる元祖サイコビリーバンドの初期の一曲。このチープで不気味な感触にロックンロール元来の「ヤバさ」が超凝縮されているのだ!気になるあのコを地下室に引きずりこんで踊ろうぜ!!



さて、上記の二曲だがジョルノ・卓也氏の記事とも合わせて体感した読者にしてみればロックに対する感覚は縦に横にと揺さぶられ、ロックンロールのなんたるかを宇宙からの毒電波で衝撃的に受信した者もいるやもしれない。

ロックを語る上でより音楽的な評価や理論を誠実に語ることで価値を明確にすることが大事なことであるのは確かだ。けれども、お前は頭で考えてロックを聴くようになったか? 気になるアイツの事を考えても胸の鼓動には逆らえないだろう? つまりは本能の赴くままにロックンロールの「ヤバさ」を嗅ぎ分ける大切さが基本にあることを忘れてはいけないという事だ。

ロカビリー及びオールドスタイルのロックンロールとそれからの直系的な系譜のロックにはそれを教えてくれるマジックがある。全身がチープな蛍光色の怪光線で痺れて痙攣するようなロックンロールが存在する。抗えない快感を伴う痙攣を催すロックンロールが存在する。俺がロカビリーやネオロカ、サイコビリーに見出だすものはそれだ。

さて、次は俺のお薦めする一枚について書かせてもらおうか。






それがこのアルバムだ!!!!!!







「東京ロカビリー・ヴィンテージ・トラックス / V.A」

80年代半ばから90年代前半の日本のロカビリーバンド9組が収録されたコンピレーションアルバム。ビリー諸川が在籍したロケット88やデューク & ザ・サミッツといった伝説のバンドも収録。その他のバンドでもファズやペルヴィスなどのテープから音源を起こしたようなマイナーながらにカッコいいバンドが収録されている。

アルバムの冒頭の車のエンジン音からロケット88のジーン・ヴィンセントのカヴァー「Race With The Devel」で夜への扉が開くような最高にクールでゴキゲンなアルバムだ。アルバム全体を通してストリートロックとしてのソリッドな切れ味を十分に保ちながらギラつくロックンロールを体感してほしい。残念ながら動画等は無いが、ロックンロールを求め、枯渇する連中を裏切ることのない輝きに満ちているアルバムだと信じてくれていい。




最後に

眠れぬ夜を幾度と越えてもロックンロールを卒業できない全ての永遠のティーンエイジャーどもにこの記事を捧ぐ………



(文 : Dammit)