おすしたべいこのMBV散歩 vol.3
おひさしぶりです。おすしたべいこです。vol.2からだいぶ間が空いてしまいましたが決して忘れていた訳ではありません!
というのも、以前から絶対に記事にしようと思っていたイベントに先日行ってきたのです。
それがこちら!
My Bloody Valentineのアナログリマスター音源の試聴イベントでした!!!
はい、ここで気づきましたかね。前回の記事と同様、今回のイベントもライターの黒田隆憲さんが関わっております。というか主催です。
黒田さんは日本においてはマイブラもといシューゲイザーに造詣が深いライターとして右に出る者はいないのではないかと勝手に思ってたりしてます。『シューゲイザー・ディスク・ガイド』の著者としても有名ですしケヴィン・シールズへの単独インタビューを敢行したのも記憶に新しいですね。↓↓
ケヴィン・シールズ日本独占インタビュー前編、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインが提示する「新たな音響体験」の真相 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
ケヴィン・シールズ日本独占インタビュー後編、「老い」とは別バージョンの自分になる感覚 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
"黒田さん=マイブラ"という認識をされている方も多いのでは?
ちなみに私はありがたいことにTwitterでフォローしていただいてまして、シューゲイザー関連のツイートだけでなく恋愛絡みとか下ネタのツイートも割といいねされます。普通にやばい人だな。笑
それはさておき、今回はトークゲストとしてモデルの菅野結以さんとCoaltar of the DeepersのフロントマンであるNARASAKI氏を迎えるという豪華っぷり。この時点でテンションぶち上がりでした。実際に会場であるスピンコースターに行くと来場者の多さに少し驚きました。40〜50人はいましたかね? そこにいる全員がマイブラ好きかと思うと狂気の空間でしかなかったですね!!!
はい、ではでは、早速当日を振り返って行きましょう!
▽ ▽ ▽
試聴会はまず3名によるトークからスタート。個人的に特に印象的だったのは菅野さんのお話でした。彼女は小学生の頃にマイブラのOnly Shallowに出会って人生が狂ったそうです。ここにも普通にやばい人いたな。
でもそういう根っからのシューゲイザーマニアってちょっと羨ましいなって思うんですよね。菅野さんはもうマイブラが身体に染み付いていて、自分が手がけるブランドにも無意識のうちにシューゲイザーからの影響が表れている…という話からも分かるように、自分の表現としての強みにもなるんです。そこが羨ましい。
そしてトークの途中ではメインとも言えるアナログリマスター音源の試聴の時間が。vol.2でも書いたように私はすでに試聴済みなのですが、その時は正直あまり今までの音源との違いが分からず悔しい思いをしました。
(前回の記事はこちら↓)
おすしたべいこのMBV散歩 vol.2 - 出前寿司Records
しかし! 今回は違いを感じることができたのです!
ありがとうマイブラ!!!
ありがとうスピンコースター!!!
やはりスピーカーが良いおかげなんですかね…? アナログ特有の少しぼんやりしたような音像を感じ取れました。良い。アナログリマスターめちゃくちゃ欲しい。
ここでNARASAKI氏からとある指摘。
「To Here Knows Whenはリマスターされる度に音量が少しずつ音量が上がってますよね。」
マジすか…。知らなかったです。
さて、トークが終わると、アナログリマスターの"Isn't Anything"と"Loveless"が流れる中で来場者とトークゲスト3名が自由に交流するという最高の時間が訪れました。
で、私はこの日ついに黒田さんとご対面、握手を交わすことが出来ました!!!
感無量すぎるな!!!
黒田さんはとても気さくに接してくださりましたし、とてもかっこいいイケオジでした。ああいう歳の取り方をしたいものですね。
他にもフォロワーや、この日繋がった方々もいて、本当に質が良く楽しい空間でした。みんなで「次はソニマニで会いましょう」なんて約束をして、大満足の夜でした。
やはり自分の好きな音楽で誰かと繋がるというのは良いものだと思います。黒田さんも「マイブラのファンミーティングを続けたい」といった旨のツイートをされてましたし、もちろん大賛成です。
夢が膨らみますね…!!!!!!
とにかく、今までよりさらにマイブラが好きになった、そんな夜でした。今回はこの辺で。
次回もシューゲイズシューゲイズゥ!
(文:おすしたべいこ)