腰がRollしなきゃRockじゃないぜ!
お久しぶりの記事でございます。
ジョルノ・卓也でごぜーやす…
桜の季節も終わりGWが近づいている今日この頃。皆さまはどうお過ごしでしょうか?
当サークルも、はてなブログへの引っ越し、新メンバーの加入など、順調に活動を続けていて喜ばしい限りなのだが、一つ不満がある…
それはオールジャンルミュージック、オールジャンルカルチャーを網羅していると自負している出前寿司Recordsにロカビリーやサイコビリーのバンドを紹介した記事が無いじゃねかよ⁉︎⁉︎
筆者はこの状況を非常に嘆いている…なぜ、ロカビリー、ネオロカビリー、サイコビリーの記事を誰も書かないんだ…もしかしたら、存命するロカビリー界最大の英雄である、ブライアン・セッツァー氏が年明けすぐに5大都市をツアーしたことも知らない不届き者がサークル内を跋扈しているやもしれない。このClose To The Edge(危機)的状況を何とかせねば…!
以上の私の意見に賛同してくださった我がレーベルメイトのDammit氏と共にロカビリーやサイコビリーの記事を一緒に書いて世界をRock You!してやろうぜ!チュッチュ💑ということでこの記事が爆誕したのだ!
ん?ここまでキモオタが長々とアジってきたけどそもそもロカビリーやらサイコビリーってなんやねん?って?
君たちはwikipediaってご存知かな?というわけで詳しくは以下参照。
まぁ、すごくざっくり説明するならばElvis PresleyやEddie Cochlan等のロックンロール創成期のスウィングした白人音楽をロカビリー、80年代以降前述したルーツ的ミュージシャンの音楽をリヴァイバルしたバンド群がネオロカビリー、そして、パンク通過後の荒々しさやラフさをロカビリーと合体させた音楽がサイコビリーと考えて貰えれば良いかと。
百聞は一見にしかず。百見は一聴にしかず。以下のリンクから代表的なバンド達を聴いて欲しい。
Eddie Cochlan「Summertime Blues」
Stray Cats「Rock This Town」
Batmobile「Shoot Shoot」
改めて確認の意味を込めて聴き直しているが、腰が勝手に動き出すかのようなスウィングしたリズム。情熱的な歌。そして、アウトローでも良い子ちゃんでもない不良然としたアティテュード…これがロカビリーなのだ!君たちにもその魅力に気がついて欲しい…!
締めくくりとして、ロカビリー入門にふさわしい私のおススメのアルバムを1枚紹介しよう。
Band:Guana Batz
Title:「Held Down…At Last!」
イギリスのサイコビリーバンド、Guana Batzの1st Albumである今作は初期のサイコビリー作品ということもあり、そこまでパンキッシュでも無く寧ろサウンドのテイストや曲はオールドスクールなロカビリーに近い。
しかしながら、流石はパンク通過後のブリティッシュな若者。歌い方やアティテュードはパンクスタイルである。それでいて、20年前の海の向こうのスタイルに敬意を払いカバーも演奏している姿は不良のポリシーを感じて好感度大だ。
トータルランニングタイムが25分32秒という無駄を省いたその素直な駆け抜け方も最高にクールである。ロカビリー/サイコビリー最初の1枚におススメ。
おススメ曲↓
いかがでしたか?
普段はオシャンティやインディーロックやいけてるR&B、話題のアニソンが記事に上がる当サイトだが、今回はリーゼントのイカつい野郎共に記事をジャックさせて貰った。
合同で記事を書いているDammit氏の記事も是非お楽しみに!
(文:ジョルノ・卓也)