Paramore VS Marmozets @ summer sonic 2018
先日の3/1(木)にサマーソニック2018の日割りと追加アーティスト発表があったが、Paramoreの出演決定は一つの話題となったのではないだろうか。実に9年ぶりの出演である。
一方で3/1(木)の発表より前から出演が決まっていたバンド、Marmozetsは3年ぶりの出演となる。
さて、なぜ今回この二つのバンドを取り上げたかといえば、Paramore出演決定を受けて私が急いで聞いた昨年のアルバム「After Laghter」に対して
とてもがっかりしたからである。
ろくにアルバム収録曲の試聴もせずに勢いで買ってしまったのだから完全に自分のミスだ。確かに最近のポップスの流行りを汲み取った聞きやすいポップアルバムである。だが、私が求めているのはロックバンドとしての彼らの音楽なのだ。
こうじゃなくて(昨年のアルバムはこういう曲ばかりが収録された作品だった)
こう!
ポップとしてもこれくらいで押さえていてほしい
懐古厨とか老害と言われたって構わない。ひたすらエモかった彼らがまだ見たい。
Paramoreの話ばかりになってしまっているが、Marmozetsはどうだろうか。私がなぜMarmozetsを引き合いに出したか。読者も恐らく感づいているだろうが、エモいサウンドに聞きやすい女性ボーカルを乗せるというスタイルである二つのバンドが似て見えるからだ。MarmozetsはParamoreに比べるとかなりポストハードコア的というか、もっとバーストする音楽を基調としている。
以下の2曲は今年の1月にリリースされたアルバム「Knowing What You Know Now」に収録されている。かなり最近の曲だ。
これを聞くと、「Paramoreやべぇ。食われるぞ」と思う。日割りでは2つのバンドは別々の日に出演することになっているため競合することはない。だが、若くてエネルギーのあるMarmozetsに今のポップになってしまったParamoreが対抗できるだろうか。
勢いのMarmozetsに対し、ベテランの域に入ってきたParamoreは意地を見せられるか。2つのバンドのどちらが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのか、それが私がサマーソニック2018で楽しみにしていることの1つだ。
(文:ジュン)