ヘヴィメタル への謝罪
(少し遅いですが)新年明けましておめでとうございます。
今年も音楽好きな諸兄の皆様の音楽ライフに役立つ記事を書くことを心掛けて邁進してまいりますので、何卒よろしくお願い致します。
さて、新年一発目の記事タイトルが
「ヘヴィメタル への謝罪」
となってるがこいつぁどうしたことなんだ…
ヘヴィメタルを真に愛する身でありながら、ここ数年私は、メタルファンの閉鎖的で保守的な環境、BABYMETAL等の新しいメタルの潮流による新規ファンがブラックサバスなどの偉大なHR/HMの歴史を学ばずに声のみがデカい態度にうんざりしており、ツイッターなどで度々ヘヴィメタルを貶してきた。
しかし、昨年に色々なヘヴィメタルを聴き直してみると、これがどれもこれもいいのだ!自分の中にあった熱いヘヴィメタルの血潮が躍動し、ピューと血管から吹き出さんばかりに体に鋼鉄のリフが巡回しているのだ!涙を流しながら一人モッシュを部屋で実行する憐れなメタラーがそこには確かにいた…
というわけで、今年最初の記事は散々貶してきたヘヴィメタルへの謝罪から始めさせて頂きたい。マジ、すんませんでした!
というわけで、次からは去年聴いてお気に入りだったヘヴィメタルバンド集だ!メロイックサインを掲げよ!
最初に紹介するのは昨年、来日も果たした初期北欧デスメタルレジェンドのGod Macabre。初期北欧デスメタルらしく、ハードコア由来のビートも効かせながらスピード一辺倒ではない緩急ある曲を展開する。極悪というよりは邪悪で不気味な侵食するかのようなデスメタルにメロメロ。
アメリカバンドでありながら00年代のジャーマンブラックメタルを彷彿とさせるような渋い男のメロディアスをガツンとぶつけて来る。ツイッターのフォロワーさんに勧めていただいたバンドなのだがすっかりハマってしまった…。
最後は名盤という扱いを受けながら今まで聴いてこなかったSilver Mountainの「Shakin’ Brains」からこの一曲を…。
この上手い連中が集まって、かっこいい曲を作ろうとするとB級感をそこはかとなく醸し出してしまうのが正にヘヴィメタル!最高だ…
とまあ新年一発目からヘヴィメタルな記事になってはしまったが、某と出前寿司レコードを今年も何卒、よろしくお願い致します。
追記:昨年は遂にベビメタにも手を出しました。
(文:ジョルノ・ジャズ・卓也)