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熱すぎたtoe (stiffslack 15周年記念ライブ)

 7/8(日)、名古屋。toeワンマンライブ

 

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 僕がよく行く名古屋のレコード・CDショップ、stiffslack が今年15周年を迎えたということで開催されたこのライブに行ってきた。

(本当におめでとうございます。いつも大変お世話になってます。)

 

 会場は名古屋のライブハウス、HUCK FINN。超満員で250人くらい入ってたように感じた。toeのライブも初めてだし、そのライブハウスも初めてだったが、climb the mindLostage、Killieといったバンドもここでライブをしたようで、場所も最高だと感じた。選ばれた、そして本当にtoeが好きな250人の為に単独でやってくれるライブなんて、贅沢の極みだった。(さらにありがたいことに、僕は前から3列目くらいのすごく近いところから見れた。チケットが発売されてからすぐに買いにいってよかった。)

 

 

 肝心のライブの感想を一言で表そう。

 

 『エモいってのはこういうことだ』

 

 そう思わずにはいれなかった。「叫ぶ」という行動を声を使わずに表現している、そんなライブだったように思う。激しく体を揺らして演奏し、冷めるときには一気に落ちる。一つ一つの音はとてつもなく優しくて綺麗なのに。前の音が次の音の感情を増幅させて、その音がさらにその次の音の音の感情を増幅させて、という連鎖がずっと続いているように感じた。モグワイさえ凌駕するような美しいメリハリがあった。

 

 

 そんなライブを大まかに振り返っていこうと思う。

 

 1. 1/21

 はじめはアコースティックな曲から。これは正直あまり聞いてなかった曲で、びっくりしてしまった。何よりいきなりドラムの柏倉さんがこれが最後の曲なんじゃないかくらいの表情と熱量できたことがすごかった。

 

 2. after image

 「やってくれたら面白いけどなあ」と思ってた曲がまさかの2曲目に登場。テンションが超上がったのは曲はもちろん、2曲目の時点からもうドラムだけではなくtoeの全員が超ノリノリにアツく演奏してくれたからだ。曲の後半のブレイクでアコースティックギターを高く掲げてかき鳴らす姿がかっこよすぎた。この曲ってこんな激しかったっけ。

 

 3. two moons

 after image と比べるとしっとりめに演奏してくれたように感じた。ドラムは変わらず凄まじいものがあったけれど。この曲までの入りの3曲はアコースティックで爽やかに聞かせてくれた。

 

 4. Run for Word

 美濃さんと山嵜さんがエレキギターに持ち替えて一発目。やってほしかった曲。イントロで叫んでしまった。ずっと首を振って、体全体を揺らして聞いた。

 この曲についてはその時の映像があるから見てほしい。4曲目でこのテンション。熱すぎ。

 


toe - "run for word" stiff slack shop 15th anniversary

 

 ここから畳みかけるように

 5. I Dance Alone

 6. My Little Wish

 7. Because I hear You

 初期の曲と最近の曲を演奏。My Little Wish が際立って良かったが、8・9曲目がすべてをさらっていったように思った。

 

 8. エソテリック

 この曲がライブで一番盛り上がった瞬間だったんじゃないかと。イントロで僕は絶叫してしまった。僕が大好きな曲だからなのか、toeのメンバー全員の熱量もここまでの曲で一番あったように見えた。

 

 9. past and language

 これも是非聞きたかった曲。エソテリックで最高潮にまで達した感情はそのままに演奏してるのに、熱気を癒すように音が切なかった。そのギャップが最高に良かった。エソテリックとpast and language を続けて生で聴くことができたことがこのライブのハイライトだと思ってる。

 

 10. The Future Is Now

 11. Because I hear You

 past and language からこの2曲により緩やかに、静かに吸い込まれるように収束していく。そしてあの曲。

 

 12. グッドバイ

 これを聞くためにtoeのライブに来たといっても過言じゃない。すべての音が美しかった。それまでにゆっくり穏やかになったところに最後の激しい演奏が染みた。

 

 13. Song Silly

 最後の曲。グッドバイと合わせて聞くことができてよかった。コース料理の最後の冷たいデザートみたい。刺激もあるけど、聞いてるうちに綺麗に吸い込まれて消えるみたいな。

 

 14. Path(アンコール)

 アンコールは1曲だけ、この曲を披露。途中の「1,2!」では口をそろえて叫ぶ人も多かった。山嵜さんはスピーカー(?)によじ登ってギターを弾くし、全員がすべてを出し切るように演奏してくれた。

 

 

 

 以上。

 

 語彙力が足りず、十分なライブレポートになってないと思うけど、世界的な日本のバンドを聞くことができた感動が少しでも伝わればいいな。

 

 そして、開催してくれたstiffslacksさん(人じゃなくて店だけど)には感謝しかない。これからも続いてほしいし、いい音楽をこれからも僕は買っていきたい。

 

 とりあえず8月にまた面白そうなライブをstiffslackさんが企画してくれてるから、それに行きたい。

 

 

 

追記

 夏にまたtoeが新譜をリリースということで

 山嵜さん「stiffslackに行って買ってください。特典は一枚買うとさらに3枚同じCDがついてきて一気に4枚買えます」

 美濃さん(お客さんを見ながら)「・・・嘘ですよ(笑)」

 

 

 僕(それはそれでアリかも。)

 

 

(文:ジュン)