2020年 8月29日 渋谷 TSUTAYA O-NEST 17歳とベルリンの壁、初のワンマンライブ開催。その模様をレポートします。 コロナ禍の影響もあり、距離を保って椅子が配置され、各々が席について見るライブだった。逆にドキュメント映画を見るような気持ちになれて、…
盆の休みも終わった途端に大きなニュースが飛び込んできた。 羊文学、メジャーデビュー決定。 羊文学の新アーティスト写真 中央:塩塚モエカ(gt./vo.) 左:フクダヒロア(dr.) 右:河西ゆりか(ba./cho.) 新作アルバムは、ソニーのF.C.L.Sからのリリース…
いやあ! V6のMVが公式で見れるなんて、なんて嬉しいんだ!! というわけで、今回はV6の「Sexy.Honey.Bunny!」(2011年8月発売シングル)。 他にも紹介したい曲やV6の歴史なんかもありますが、今回はこちらを! デビュー25周年だからね! さて、この「Sexy.H…
2020年、コロナ渦巻く混沌とした6月、Owenの新作『THE AVALANCHE』が発表された。 今回はそのレコメンド記事である。 2014年に再結成し、3度の来日を果たしたAmerican Football(本来なら今年4回目の来日を予定していたがコロナの影響で延期に…)。その首謀…
2020年上半期が終わりますが、皆さんいかがお過ごしですか。 いいアルバムたくさんあるけど、ぶっちゃけ、今年は例のアレの影響で「もっともっと良作がリリースされるはずだったんだろう」って印象が強い。実際、リリースが遅れてしまったアルバムをいくつも…
元バンドマンの俳優というのは世界中にゴロゴロいる。 しかし元バンドマンの映画監督はあまりいないのではないだろうか。 アイルランド出身の映画監督ジョン・カーニーがそのうちの一人だ。 彼は1993年まで「The Frames」でベースを担当しMVなども自身で手が…
アメリカは多元的なイメージと一元的なイメージが交錯している。黒人、ヒスパニック、LGBTの権利向上や差別に対して敏感な側面もあるかと思えば、街中にアメリカ国旗がはためき、「Make America Great Again」というトランプ大統領の力強いスローガンに賛同…
先日、週刊少年ジャンプ令和2年24号に於いて人気漫画の「鬼滅の刃」が本編最終回を迎えた。昨年のアニメ化以降、漫画史に残る驚異的なペースで売り上げを伸ばし社会現象にまでなった「鬼滅の刃」は、ひとまず有終の美を飾った。 その人気の理由は多くの有識…
私が初代高橋竹山(たかはしちくざん。以降、高橋竹山と表記するが全て初代のことを指すのでご注意)を知ったのはいつの頃だったか…大学生より後。社会人となってからだったと思う。 そもそも津軽三味線という日本の伝統楽器と演奏は、近年では吉田兄弟など…
Susumu Yokota。日本語表記では横田進。今年に入ってからずっと彼の音楽が気になる。彼は既に亡くなっており、その膨大な作品群も時代の波の中にほとんど埋もれかけているように思える。そんなYokotaの作品がいま、気になってしょうがない。そこになにかがあ…
今回もPUNKについて書かせてもらおうと思う。 Ian MacKaye(イアン・マッケイ)という人物を知っているだろうか。 彼は高校生ながらに音楽レーベル「Dischord Records」を立ち上げ、80年代のハードコアシーンの先頭に立った男である。 今回はイアン・マッケ…
伝統的な手法をもって描かれた、パンティーの油絵の上に、切り立てほやほやの左薬指がおかれているような。薄ピンクのなめらかな肌から、ロマンチックと流血が止まらない。血液なのか絵の具なのか定かではないが、キャンバスの所々にきらめく赤のしずくが小…
今日も僕は自宅待機、です。 僕は普段、都内のレコードショップの店員として働いています。2019年の1月、思い切って音楽業界に飛び込みました。日々膨大な量のCDに触れながら店頭に立ち、時には新譜のポップなども作り、最近では買取査定をこなすことも多く…
はじめに どうも、アキオです。昨今なかなかいろいろな業界が大変ですよね。 自粛自粛続きで困っちゃいます。 そんな中、僕の好きなバンド「BAROQUE」に本日(2020年4月3日)いろいろ動きがありましてね。いてもたってもいられなくて書くことにしました。 BARO…
MYTH & ROID / MUSEUM - THE BEST OF MYTH & ROID - MYTH & ROIDは2015年にオーイマサヨシとのユニット「OxT」や様々なアーティストへの楽曲提供等も担当しているTom-H@ckと、同じく「OxT」でも仕事をしてきた作詞のhotaruとボーカルのMayuでデビューしたユ…
先日、出前寿司RecordsからCap’n Jazzについての記事が公開されて、非常に嬉しかった。 というのは、自分が元々エモが大好きだというのもあるし、自分も昔、Cap'n Jazzからの派生バンド、Joan of Arcについての記事を出前寿司Recordsで書いたことがあったか…
日本のロック史におけるその"史観"となりうるアーチストに関しての意見ないし見解は、暫し人によって分かれてしまうことがある。そしてその大半がGS(グループ・サウンズ)における第一人者たるザ・スパイダースか、後にそのメンバーらが日本のポップミュージ…
はじめに 皆さんどうも。アキオです。 個人的に色々紹介したいのですが、まずはより多くの人に広まって欲しいこちらから。 BAROQUE「SIN DIVISION」(2020) I. RITUAL II. END VISION III. SIN QUALIA IV. REDME V. FALLEN VENUS VI. SUCCUBUS VII. SABBAT VI…
今回紹介するのは少年隊の稀代の名曲にしてデビュー曲、仮面舞踏会です。 1985年12月12日リリース。 第28回日本レコード大賞・最優秀新人賞'86FNS歌謡祭・最優秀新人賞第17回日本歌謡大賞・優秀放送音楽新人賞 など、 デビュー曲ながらオリコンチャートでい…
EMOとは何か。EMOとは生き様だ。と言いたいがそれは答えではないだろう。 EMOとはPUNKという大きなジャンルの派生である。もっと細かく言えば、80年代後半ワシントンD.Cを中心に広がったUSハードコアが起源となり、90年代にそれらは「EMO」と呼ばれるよう…
"そこ"に関しては個人的な感覚の話であって、故に肯定も否定もできなければされるつもりもない話なのだけれども、雑で語弊もあるやもしれない、それでも分かりやすい言い回しをするところの所謂「ロックな漫画」というものに対して俺が考えるもの、ロックを…
前回、久しぶりの出前寿司Recordsへの記事投稿ということで、名古屋のシューゲイザーイベント、DREAMWAVESの感想を記事を作った。 delivery-sushi-records.hatenablog.com そして、書き終えて思った。 「今、名古屋はかっこいいバンドがいっぱいだから、誰か…
はじめに まずは出前寿司Records再始動おめでとうございます。アキオです。改めて誘って頂いたDammit氏にも感謝の意を。 いろいろ記事が上がっているのを見て、まずはsukekiyoを題材に少し筆をとることにした。 sukekiyoについて まずsukekiyoというバンドだ…
V.A / Melancholizer vol.4 もはや一部の"界隈"では有名な明日くんが作ったネットレーベル「Melancholizer」の名を冠する名物メロディック・デス・メタルのコンピレーションCDの第4弾が2月の終わり頃に発表された。 元々は音系のメディアミックスの同人即売…
羊文学 / 1999/人間だった 特別な贈り物は素敵な包装紙に包まれているとより特別な感じがして嬉しい、単純なことかもしれないけれども嬉しい。 羊文学の生産限定シングル「1999/人間だった」は、2019年12月4日にリリースされたバンドからの少し早めのクリス…
(はじめに) (ひさしぶりに出前寿司Recordsで記事を書くことができることに、感謝します。) 今年、2020年の早々に、あるイベントが名古屋で開催されると発表された。 MUSO JAPAN presents 第1回 DREAMWAVES @鶴舞DAYTRIP 今をときめくシューゲイザー・ド…
THE STALIN / STALINISM NAKED THE STALINはもういない、バンドの首謀者の遠藤ミチロウももういない、この世にいないのだ。が、しかし作品は残っている。血と肉は滅び、骨が灰となっても作品は残っている。まるで人々が魂の存在は不滅であると信じるようにア…
SixTONES/Imitation Rain あなたはもうお聴きになっただろうか? ご覧の通りメンバー皆ずぶ濡れである。 SixTONESは2015年に結成。メンバーはジェシー、京本大我、松村北斗、高地優吾、森本慎太郎、田中樹の6名。故ジャニー喜多川氏による命名。当初は“シッ…
世界はいま未曾有のパニック状態にある。中国は武漢より発症されたとされる新型コロナウイルスによる一連の騒動を称して「コロナショック」と呼んでいるそれだ。 誰もがこの未知のウイルスから身を守る術を、解決法を知らずに怯えて過ごしている。時にはデマ…
このサイトで何か一つ記事を書くのも久々だ。久々の皆様との再会に謝辞を。初めての方には初めましての挨拶を述べさせて頂きたい。音楽や漫画、アニメが好きなオタクの戯言をまた、書き連ねていくが何卒、寛大なお心で読んで頂けるとありがたい。当方、メン…